ピー太の部屋 > 第4回
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佐々木淳子先生のエッセイコーナー
「ピー太の部屋」 【第4回】 (2005年10月)
 こんにちは。今回のピー太は“喜怒哀楽”の哀。……えっ、タイムリー? イラストの方は、ライラック・ベラモント嬢です。大富豪のお嬢ちゃま。私が彼女くらいの頃は……ビンボーだったなぁ。(今もお金持ちじゃないですけどさ)
  私は昭和3●年生まれで、その頃はたいていビンボーだったのね。六畳二間に家族4人。でもモノが無くってがらんとしてた。私も小さかったせいか、すっごく広い気がしてた。十歳の頃、引っ越しして六畳と四畳半になったけど。高度経済成長と重なって、モノがどんどん増えていった!そしてその後に何度か引っ越ししたけど、さらにモノは増えていく……。はじめは広いと思ってた今の家も、何だかモノでいっぱいに。なんでだろう……、別に贅沢品があるわけじゃないのに。
  本や資料はしょうがないとしても……モノが捨てられないのね。(もちろんゴミは捨てますとも!)紙袋なんて、あちこちにため込んでいるし、いつか使える気がして、物入れはムダな物でいっぱいだ。母も同じ性格なもので、独自に箱や紙袋をため込んでるし、死んだ父の荷物は、まんま、押入を占領してる……。
 私は、ガムを習慣的にかむので、この頃ボトル入りのをよく買うけど、空いたボトルも捨てられないので棚に並んでる。……だって立派なボトルなんだもの……。捨て紙も入ってるけど、立派なんでポストイットやメモに使えそうだし取ってある。……あー、詰め替え用のガム、売ってくんないものかしら、ボトルもったいないよ……。
  『もったいない』って言葉は、今や国際的だし、すばらしい言葉だけど……現実、部屋を見回すと、時々うんざりする。モデルルームみたいなさわやかな部屋とはほど遠い。あ〜、何とかならないものかしら。……でも、こんなグチ言えるほど物品を自由にできるのは、本当は幸せなのかもしれないね。
  あっ、と、眼医者に行きました! お医者さまによると、硝子体剥離から来る飛蚊症で、視野いっぱいに広がった黒いものは、やはり出血を伴ったから、とのお話。血は吸収されたけど、引っ張られた繊維が残っちゃったらしいです。目の中の写真も撮っていただいたけど『色が悪い』とのこと。老化や強度近視が原因だそうです。(白っぽい)網膜剥離や緑内障になる可能性もあるので、年1回は検診にくるように言われました。ほっと一安心のような、安心しちゃいけないような……。とりあえず今は、ルテインやブルーベリーのサプリが目に良いと友人に聞いたので、何にもしないよりは、と気休めに飲んでいます。いろいろご心配おかけしました。
  えー……ではまた。