ピー太の部屋 > 第12回
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佐々木淳子先生のエッセイコーナー
「ピー太の部屋」 【第12回】 (2007年3月)
 こんにちは。 ……今回のイラストは『那由他』のキロですが……意味もなくなんとなくキロです。 カラーインクと色えんぴつで色をつけました。 ……色えんぴつって手が疲れるのね。 この頃少々腱鞘炎(けんしょうえん)ぎみでTVゲームもここ数年――って7、 8年くらいですが――できなくなった私です。
  えー今年も近所の中学生が職業体験の授業でうちの仕事場に来ました。 ……職業体験の授業っていつから始まったんですかね? 私の中学の頃にはなかったと思います。 あったら何を体験したかなぁ? 少なくともマンガ家はありえなかったですね。 その頃は子供の夢ではあったけど、 まともな職業とは思われてなかったし……。 母に「小学校を卒業したら、 マンガも卒業するんだよ」と言われて、 そうしようと思ってたけど……できませんでしたね。 だからいま、 世界への産業として政治の場でマンガを語ってたり、 大学に学部があったりてのが不思議に思えます。 ……こんな不安定な仕事……職業体験にしていいのかしら。 少々疑問です。
  さて、 うちでの職業体験ですが、 まさか私の原稿を手伝ってもらうわけにもいかないので、 締め切りを体験してもらってコピー誌を1冊作ってもらってます。 「編集会議」と称して打ち合わせをし、 10日くらい後に締切日を設定し、 原稿を集めてコピーして本にするのです。 たいてい初めてコマを割ったマンガを描くみたいで、 すごく大変らしいです。 徹夜する生徒さんもでちゃうみたいです。 今年は過去最多の6名で、 みなさんやる気があったので、 とても厚い本ができました。 すっごい可愛い本。 こっちもウレシクなります。 ……コピーは中学校の中でとらせてもらったんですけど、 部外者はめったに入れない学校内! 何かワクワクします。 去年のTVドラマにあったのと同じように、 年をごまかして学生をやっている気分にちょっとっだけなりました! ――こっちは先生の立場なんですけどね。 時代は違っても学校内に流れている空気って独特で普遍的な感じがしますよね。 生徒さんは職業体験だけど、 こちらは中学体験かも。 あ〜いい体験をさせてもらいました。 ではまた。